「橋」は、いろいろな形、いろいろな構造をしています。また、使用する材料も様々です。さらに、種類についても様々な分類方法があります。そのひとつに、「固定橋」と「可動橋」という分け方があります。
世界にどのような可動橋があるか、代表的と思われる橋を紹介することとします。
| 種類 | 可動橋の例 | ||
| 昇開橋 | Lift-Bridge | 橋桁がそのまま上昇する橋。 比較的長い支間の可動橋の場合に適用されています。 |
James River Bridge(米) Marine Parkway-Gil Hodges Memorial Bridge(米) |
| 橋桁が水平方向に回転する橋。 1リーフ(片開き)及び長大な径間をまたぐ場合の2リーフ(両開き)があります。 |
夢舞大橋 George P. Coleman Bridge(米) EL Ferdan Swing Bridge(エジプト) |
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| 航行船舶を通行させるために、橋体を水平位置から垂直付近の位置まで回転して橋桁が跳ね上がる橋。 1リーフ(片開き)及び2リーフ(両開き)があります。 |
勝鬨橋 Tower Bridge(英) Fremont Bridge(米) |
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| 橋脚を水平移動し固定されている部分に引き込む橋。 | Evergreen Point Floating Bridge (米) |
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| 橋脚をローラー機構が付帯した梁に懸架し、橋脚部を折畳みながら水平に引き込む橋。 | Hoernbridge(独) |
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| 昇開橋のように橋桁を上げる代わりに、橋桁を水中に下降させ船舶の航行を可能にする橋。 | Corinth Canal(ギリシャ) |
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| 普通、橋とは橋桁の上を人や車が通行するものですが、運搬橋は橋桁の下にゴンドラを吊り、それに乗って運河や川を渡ります。 | Duluth Aerial Lift Bridge(米) Portugalete(スペイン) Newport Transporter Bridge(英) |
<可動橋の動き方(イメージ)>
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昇開橋
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旋回橋(片開き)
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旋回橋(両開き)
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跳開橋
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引込橋
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折畳橋
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沈下橋
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運搬橋
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出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』可動橋の稼動概念より
| 形式 | 鋼トラス昇開橋 |
| 7, 200m | |
| 126m | |
| 1975年 | |
| バージニア州交通局 | |
| 要求次第 | |
| 7分(道路規制時間) | |
| 約23,000台/日 | |
| 18/日 | |
| 107m | |
| 18m(昇開時44.0m) | |
| 約20,000千円/年 |
●James River Bridge (クリックするとリンクします。ただし英文)

Marine Parkway-Gil Hodges Memorial Bridge ( アメリカ ニューヨーク )
| 橋長 | 1,226m |
| 165m | |
| 16.5mm | |
| 40.5m | |
| 1937年7月 | |
ギル・ホッジを記念する橋として命名されました。 |
●Marine Parkway-Gil Hodges Memorial Bridge (クリックするとリンクします。ただし英文)

国内では小規模な可動橋が多い中、平成13年度に完成した大阪港にかかる夢舞大橋は、世界初の「アーチ形旋回式浮体橋」です。
| 橋長 | 浮体部410m |
| 31.2m | |
| 280m | |
| 平成13年度 | |
| 必要航路幅が200mと非常に大きいこと、開橋頻度が低いこと、埋立地の沈下が大きいこと、などの理由から橋をポンツーンの上に乗せ、いざというときにはタグボートで旋回させる形式が適切であると考えられました。 また、潮位変動や周辺の沈下に対応できること、強い風や波にも安全であること、地震時の外力や船の衝突にも耐えられることなど厳しい設計条件が課せられた。 ポンツーンと橋は一体構造になっているため、造船所のドックで組み立てられ、現地へは多くの曳船によって曳航され、据え付けられました。 |
●夢舞大橋(クリックするとリンクします。)
●George P. Coleman Bridge(クリックするとリンクします。但し、英文)
EL Ferdan Swing Bridge ( エジプト Ismajlia )
| 形式 | ダブルリーフ綱トラス下路式旋回橋 |
| 640m | |
| 340m | |
| 2001年 |

| 形式 | ダブルリーフ跳開橋 |
| 97.2m | |
| 73.8m | |
| 1917年 | |
| シアトル市交通局 | |
| 1,000t以上の船舶は要求次第 | |
| 4分 | |
| 約31.000台/日 | |
| 18/日 | |
| 45.7m | |
| 9.1m | |
| 約30. 000千円/年(主に人件費) |
Evergreen Point Floating Bridge(あるいは、別名:SR 520 bridge)の開通は、1963年8月です。シアトルのワシントン湖を横断し、シアトルとベルビューの両市を結ぶ、長さ7,578 ft (2,310 m)の世界で最も長い浮橋です。中央部の引込橋により船舶の航行を可能にしています(但し、橋を開いてもらうためには、事前に連絡する必要がある。(平日の午前5時〜午後9時の間は航行不可)
●520 bridge(クリックするとリンクします。但し、英文)
Hoernbridge(ホーン橋)は、1997年に架けられた歩行者用の橋です。1時間に一度程度開き、その動きが地元住民を魅了し続けています。さらに、観光名所にもなっています。
●Hoernbridge(クリックするとリンクします。但し、独文)

ギリシャのCorinth (コリント運河) に架けられている橋です。原理は昇開橋と同じですが、昇橋橋は船舶を航行可能とするために橋床を上げています。沈下橋は、ブリッジデッキを水面に没するようにします。Corinthでは、ブリッジデッキを水面下8メートルに下げて船を航行させています。
●Corinth Canal(クリックするとリンクします。但し、英文)

●世界の主な運搬橋(Transporter-Bridge)の建設の歴史

出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』可動橋の稼動概念より
| 形式 | Transporter-Bridge |
| 390 ft (120 m) | |
| 1905年 | |
| 50メートルトン、ワゴン、路面電車、自動車、350人 | |
| 55秒 | |
| 25〜30回/日 |

●(左画像:Portugalete(Greatest Biscay Transporter Bridge)(スペイン)
右画像:Newport Transporter Bridge(英国))(クリックするとリンクします。ただし英文)
